おはようございます
小野院の森です
小野市では朝から濃霧がで出ましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回で3回目ですね。引き続き「冷え」について、お話していきます。よろしくお願いします。
「冷え」から起こりやすい身体の不調には次のようなものがあります。
□むくみ
「冷えると身体の中に余分な水分がうっ滞」
人の体はリンパ液を全身に流すためのリンパ管が張り巡らされています。不要になった老廃物や水分を血液から回収し、細菌や異物から体を守る働きをしています。体が冷えるとリンパ管が収縮し、リンパ液の流れが滞ります。老廃物や水分が体の中に溜まり、むくみとなって現れます。
対処法:腎臓の血流を増やすため、おなかを中心に温めましょう。
□頭痛
「筋肉の緊張が、脳の神経を刺激し痛みに」
冷えが原因で考えられる頭痛として、頭が締め付けられるような痛みを伴う緊張型頭痛があります。冷えで肩や首、背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなると、老廃物をうまく排出できなくなります。その老廃物が脳の周囲にある三叉神経を刺激するため起こるといわれています。
対処法:肩や首筋を温めましょう。入浴で体を温めて、運動もしましょう。
□肩こりや首の張り
「筋肉の緊張と血管の収縮が引き起こす」
体が冷えると、血管が収縮し、血液の流れが滞りますが、滞りやすい場所があり、そこにこりや張りの症状が現れます。肩には大きな筋肉があり、首には動脈が体の表面近くを通っているので、冷えによる影響を受けやすく、こりや張りがでます。
対処法:首や肩を回すなどの運動、蒸しタオルやドライヤーお灸をする
□膝や腰の痛み
「衝撃を吸収できない負担が痛みに」
筋肉が緊張かさている=筋肉が固くなっているということです。歩くなど、体の動作で生じる衝撃は、本来、柔軟性のある筋肉で吸収しますが、体が冷えて筋肉が、緊張し硬くなっていると、衝撃を受け止めきれず、膝の関節や腰に負担がかかります。この負担が痛みの原因となります。
対処法:まずは膝かけやゆるめのサポーターで患部を温めてください。筋肉を鍛えるのと、冷えにくくなり、筋肉の緊張を防ぎます。
□便秘
「冷えで、便を押し出す大腸の機能が弱まる」
体の中心部にあるお腹が冷えると、体全体の機能が低下します。便を体の外に押し出すための大腸の蠕動運動の機能も弱まるため、便が運ばれず、大腸に停滞し便秘になります。その間、大腸は便の水分を吸収するため、さらに固くなり出づらくなっていきます。
対処法:湯たんぽなどでお腹を温めると腸の動きが活発になる以外に全身の体温が上がり便秘になりにくい体になります。腹筋運動も効果的です。
□過敏性腸症候群
「お腹の冷えや緊張が引き起こす」
異常はみられないのにお腹が痛み、1日に何回も軟便が出たり下痢と便秘を繰り返したりするのが過敏性腸症候群です。はっきりとした原因は不明ですが、お腹が冷えることで腸管の血流が悪くなり、胃腸の機能が低下すると考えられます。
対処法:お腹を温めるのはもちろんですが、ストレスからきていることもあるので、日常の中にリラックスできる時間をつくりましょう。
□頻尿
「冷えで膀胱が過敏に、自律神経の乱れも」
一般に、排尿です。冷えによって膀胱の筋肉が収縮すると、尿量に対して過敏になり、少しの尿量でもトイレに行きたくなる症状を引き起こします。また、尿意は自律神経でコントロールされているため、冷えで自律神経のバランスが乱れると頻尿になります。
対処法:まずは、腹巻きやカイロなどでお腹を温めましょう。冷えない生活習慣とストレスを軽減することが、再発予防につながります。
□骨粗鬆症
「冷えて血流が悪いと丈夫な骨がつくれない」
骨の組織がスカスカな状態を骨粗鬆症といいます。原因のひとつに冷えがあります。骨は新陳代謝を繰り返し毎日少しずつ生まれ変わっていますが、冷えで血流が悪くなると骨の細胞に十分な栄誉や酸素が届かなくなり、丈夫な骨を作ることができなくなっていきます。
□生理痛
「冷えは子宮内のトラブルメーカー」
冷えで骨盤内の血流が悪くなると、経穴を排出する力が弱くなります。なんとか押し出そうと子宮が強く収縮するため生理痛が起きます。また、冷えで全身の血流が悪くなると、生理周期をコントロールする女性ホルモンを分泌する指令がスムーズに出ず、生理不順が起きます。
対処法:生理痛は湯たんぽやカイロ腹巻きなどで患部を温めます。日頃から、締め付けない下着を着用し、リラックスした生活を送りましょう。
他、
だるさ、眼精疲労、リウマチ、動脈硬化、脳卒中、高血圧、がん、髪の毛のトラブル、顔のしわなど。
今回はここまで(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )
長くなり、失礼しました!
ヒマワリ鍼灸整骨院
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