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身体の内側にある「深層筋（しんそうきん）の働き」について触れておきましょう。

身体には表にある筋肉＝表層筋（ひょうそうきん）が筋力を発揮し、身体を動かすことに精を出して働いてくれています。

しかし、それを支えているのは、骨と骨をつないでいる、身体の奥にある深層筋（しんそうきん）です。

この深層筋が、微妙に骨格をコントロールして、姿勢を安定させてくれています。その深層筋がしっかり働かないと身体は歪んでしまいます。
その結果　肩こり・眼精疲労・ひいては頭痛・腰痛・痺れ・冷えetc・・・　あげればきりがない不調があがります。

深層筋は身体の一番奥に位置していて、骨と骨をつないでいます。

この深層筋の役割は骨格の安定を司っています。
身体の位置を観察し、骨の位置関係を調整するのです。

言い換えると、今身体がどこにあるかを感知する感覚器が、この関節がどんな状態であることがいい状態なのかを瞬時に捉え、関節を調節します。

深層筋たちは小さな力で微妙な動きをしています。

いきなり大きな力や長時間の過酷な労働を強いてしまいますと、深層筋たちはコントロールが効かなくなってしまいます。

表層にある筋肉たちでその働きをまかなうことは出来るのですが、これまた過酷労働になり・・・不調につながるわけです。

これって、私には全てに共通する感じがするのです。

力でねじ伏せても、必ず内側からほころびがでる様子に似ています。

内部をきちんと整えてこえそ、力技も活きてきますし、内部が整っていると力技は必要なくなります。

深層にある筋肉は、どうしたら回復するのか？？

これは、一番には「重力からの開放」なのです。

プールなどで歩いたり、軽い水泳です。

水中は陸上より重力を受けないからです。

胸までつかると、体重は１０分の１になります。

しかし、冷えることや、たまのプールは筋肉の緊張を招きますから、万人におすすめしがたい方法です。

寝ることは万人に共通する方法としてあげられます。

熟睡している時間は、筋力を発揮していません（重力を意識下では感じていません）から、回復されるはずです。

　しかしこれも、表層部分の緊張が強いと回復しない場合があり、現代の体調不良は、この状態から来ることが多いようです。

お風呂もいい方法ですね。プールと一緒で若干の重力からの開放が期待できますし、身体が温まりますから、筋肉が柔らかくなることにも役立ちます。

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